江戸時代、優れた技術を持った瓦師が国分に

omura 2018/02/07

松井四郎兵衛の鬼瓦

 

今年の1月から柏原市立歴史資料館において、とある鬼瓦がスポット展示されています。

 

日本では古くから屋根の端は神聖な部分とされ、家内安全や無病息災、防災への願いを託していました。そのシンボルが鬼瓦だったのです。

 

節分の鬼にも、地域によっては病いや災いを防ぎ、人を丈夫にしてくれる意味を持つそうで、鬼は決して悪の存在ではないのですね。

 

 

江戸時代、鬼瓦を緻密な作業でつくりあげる集団が、現在の国分本町にて持ち前の技術を駆使していたそうです。その代表的存在である腕利きの瓦師が「松井四郎兵衛」(まついしろべえ)。

 

松井四郎兵衛の鬼瓦

 

驚かされるのは、四郎兵衛によって作られた瓦は、国分のお寺だけでなく、八尾市の神劔神社や葛城市の當麻寺奥院、香芝市の眞宗寺などでも用いられていることです。(※名前が刻まれた写真も展示されています)

 

今回展示に至ったのは、東大阪市在住の子孫の方から柏原市立歴史資料館へ問い合わせがあったことがきっかけでした。

 

松井四郎兵衛の鬼瓦

 

江戸時代の国分地区にそのような優れた職人がいたことについて、高い技術の学べる教えが地域に根づいていたのかもしれません。

 

スポット展示は2月末まで。関心のある方はお早めにご覧下さい。

 

松井四郎兵衛の鬼瓦

 

 

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