柏原の子どもたちも「LOVE STONE PROJECT」に

omura 2017/10/10

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

 

豊中市の豊中市立文化芸術センターにおいて、彫刻家・冨長敦也さんの「LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展」が開催されています。

冨長敦也さんは今から四年前、山口県宇部市で行われた第25回UBEビエンナーレにおいて、「OUR LOVE」という作品で大賞に輝きました。

 

その後、スペインなど世界をまわり、石でつながる「LOVE STONE  PROJECT」の活動を実施したあと、55歳で豊中市の美術教員となっていらっしゃいます。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

 

今回の展示では、豊中市内の中学校やイベントにおいて市民や子どもたちに石を磨いてもらい、ハート型に仕上げた作品をはじめ、各地で同様に展開してきた「LOVE STONE  PROJECT」や今回のワークショップ(近畿大学との協力)で生まれた作品、その他、個人の彫刻作品や映像が多く披露されています。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

 

「LOVE STONE  PROJECT」のきっかけとなったUBEビエンナーレの「OUR LOVE」は、ハート型の3つの石を宇部市の市民と磨き上げるという企画が含まれていました。が、宇部市においては2つまでと制限され、残りの1つは大阪教育大学柏原キャンパスにおける地域連携の取り組み「わくわくアートの時間」において磨かれたものだったのです。

そのような背景があって、同じ彫刻家であり教育の現場にも携わる、大阪教育大学教授の加藤可奈衛さんが招かれ、ギャラリートークが10月9日に開催されました。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展 ギャラリートーク

 

二人の出会いから、「わくわくアートの時間」で石を磨いた様子、宇部市から交流のあるスペインのカステジョン市にまで広がりを見せた作品、加藤先生が進めているイエローラインプロジェクト、現在は教員をつとめる冨長さんの授業に加藤先生が訪問した話など、スライドも交えながら、終始和やかに話が進められました。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

▲「わくわくアートの時間」の当時の案内を手に説明する冨長さん

 

冨長さんからは「ハートの形をした石が多くありますが、どれひとつとってもトランプのハートみたいに整った形がなく、個性豊かであるのが素晴らしいこと」「体験による実感が重要である」「これらの取り組みには大人の感動が必要であり、そこからさらに広がる」、加藤さんからは「イエローラインプロジェクトで活動している畑がハート型になってもいいかもしれない」など、様々なトークが繰り広げられました。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

▲当時の石磨きの模様やイエローラインプロジェクトの説明をする加藤さん

 

前述のとおり、冨長さんはUBEビエンナーレ受賞後、世界をまわって「LOVE STONE  PROJECT」を展開、今回は豊中市の学校や市民まつりにおいて開催し、様々なつながりを生み出してきました。

 

その原点である作品「OUR LOVE」は、現在も宇部市のときわミュージアムで常時展示されています。当時、柏原の子どもたちが参加していたこと、そのつながりの事実に、柏原でもある種の感動が共有されれてもいいのではないか、そう思わされたギャラリートークでした。

 

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

LOVE STONE  PROJECT  つながる彫刻展

▲偶然、豊中市長も訪問されました。

 

 

(参考)

宇部市ときわミュージアム「OUR LOVE」

https://www.tokiwapark.jp/museum/tokiwasculpture/our_love.html

 

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