「のってけ、エナジー」USB給電可能な電動アシスト自転車

omura 2014/08/22

エネモービルSの外観。カラーは Red in Red

「USB接続でスマホに給電可能なバッテリーを、自転車で携帯する」 

そんな新発想の電動アシスト自転車を、柏原市片山町にある「パナソニック・サイクルテック」が開発しました。 その名も「ene mobile S (エネモービル・S)」。エネルギー(バッテリー)を携帯するという意味と、SIMPLE(シンプル)のSをあわせたネーミングの、乗り味快適な自転車です。同社プロモーションチームの比賣宮(ひめみや)さんにお聴きしました。

取り外してスマホに充電可能なUSB給電端子付きのバッテリー「エネボトル」

同社は電動アシスト自転車でシェアNo1を誇る自転車メーカー。電機系グループ会社の特色をいかした視点から、スマートフォンやタブレットを利用するユーザーにとっては「充電」が生活に欠かせない存在であることに着目しました。

通常の「まず自転車ありき」の思考を取り払い、 「USB接続できるバッテリーを持ち運ぶ」ことから、この自転車の製作が始まったそうです。その点が、これまでの電動アシスト自転車の概念とは大きく違うところ。

また、通勤・通学用も生産されていたとは言え、電動アシスト自転車には「ショッピングを快適にするための乗り物」というイメージが主流でした。今回は都市部の若い男女をターゲットにしているのも特徴です。

今回取材に対応していただいた、パナソニック・サイクルテック プロモーションチームの比賣宮(ひめみや)さん。前にあるのが「エネボトル」

そこで、同社ではこの企画を打ち出したあと、特別プロジェクトチームを2013年9月に発足。メンバー構成は所属部署を乗り越えた男女30名によるもので、 従来の製作スタイルにない新しい感覚を取り入れた、企画、デザイン、コスト、製造における様々な角度による思考によって、今回の「ene mobile S 」は造られています。

肝となるバッテリーは、1.2kgの軽量コンパクトでパワフルな「エネボトル」。3Ah(アンペアアワー)によるフル充電での平地走行では約12kmの運転ができ、街乗りや通勤・通学の用途としては十分なレベルとなっています。ワンタッチで電源が入る簡単な操作で、迅速なスタートが図られているのも特徴です。

ワンタッチで電源が入る迅速性を

バッテリーを自転車から取り外し、USB接続による給電の可能なところが、困ったときの対策として有り難い存在に。自転車を停めて、ネットにおける検索や地図閲覧といった場面で活躍してくれそうですね。 

 

また、お洒落な外観を目指すべく、随所に洗練されたデザインが施されています。

BMX風のストリートハンドルに、小回り得意な20型のタイヤを採用。足周りをスマートにしたチェーンケースや耐久性に優れたサイドガード付きサドルなども、若い世代に訴えかけるスタイルに。フレームカラーは赤・黒・緑・ゴールドのバリエーションから好みの色を選択可能です。さらに、エネボトルカバー(オプション)を取り替えることで、その日の気分にあわせた自分なりの演出も。

街乗りにふさわしいスタイリッシュなデザイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルミ並みに軽く、鉄(普通鋼)より強いフレームなどの採用で、20.0kgの質量にまとめています。オプションで実用的なバスケットの装着も可能。安全性を強化しつつコストダウンをはかり、7万円台の定価に抑えました。 

 

筆者もご好意により試乗させていただきましたが、すぐに体感できる初動の軽さと、乗っていて楽しくなるスタイルに感激してしまいました。実際、当初は電動自転車に関心もなかった40代の夫婦が店頭で一目惚れし、試乗の上で購入した事例があったそうです。

 

都市部の若い世代をターゲットとし、お洒落なデザインを追求したこともあって、同社では、先がけて5月より首都圏での販売を開始。専門ショップを開拓した上で、約80店舗(8月下旬現在)での販売が現在行われています。

今後は大阪を含めて販路を拡大し、若い感覚を持った20~40代の年齢層に訴える電動アシスト自転車として、注目の逸品となりそうです。定価73,889円(税抜)。

 

サドルは転倒しても破れにくいサイドガード付き  サドルは転倒しても破れにくいサイドガード付き  小回り得意なタイヤサイズは20型

 

(リンク)

製品ページ(パナソニック サイクルテック ene mobile)

http://cycle.panasonic.jp/products/electric/enb/

 

 

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