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「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」

「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」

ヨルゼミ最終日は、コピーライター中田諭志さんをお迎えし、愉快に、わかりやすく、柏原をPR「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」と題した講義を行いました。

中田さんは柏原市出身。百貨店のハウスエージェンシー、広告代理店、制作プロダクション勤務を経て、現在はフリーランスで広告業界に携わっていらっしゃいます。

最初に、自己紹介を兼ねてご自身の仕事内容や実績から、言葉が持つ力について解説。

「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」

その上で、これまで使われた広告のコピーがどのように編み出されたか、何を狙っているのかを、クイズ形式で説明していただきました。

「思いつくまでしっかり考える」「慣用句を大切にする」「その商品を使うところに身を置く」など、コピーに使われている言葉には「確固とした裏づけがある」と強調。

さらに、同じ意味でも、言葉を言い換えるだけで受け手の印象がガラっと変わってしまう事象を、ネタ形式で披露。

「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」

これらを実践するためには、例えば好きな作家のエッセイなどをお手本にし、自分にとって使える言葉、不要な 言葉の取捨をはっきりさせ、自らのスタイルを持つことが大切である、と勧めていただきました。それらを踏まえ、柏原のPRを考えるワークショップへ。

まず、大阪にある全市町村のスローガン一覧から、「あらゆる層の人に万遍なく訴えようとすると、まったく味のないものになる」と、公平性を保とうとすると、言葉に力がなくなってしまう、と分析。

「愉快に、わかりやすく、柏原をPR」

その後、柏原のまちの良い点、悪い点を参加者から挙げてもらい、柏原が「かしわら」と呼んでもらえず、奈良の橿原(かしはら)と間違えられること、ワインがまちを代表する産物となっていること、の2点が特徴として挙げられました。そして、ひとつのコピーが。

「かしわらの『わ』はワインの『わ』」

柏原のまちが持つ2つの特徴が込められた言葉に、なるほど、と手を打つ人も。
さらに、ネットワークの『わ』や、綿の『わ』でもいいのではないか、と話が膨らみ、ひとつのコピーをきっかけにして、参加者個々の活動にまで議論が活発となりました。

中田さんからは、柏原のまちのPRとして役立つのであれば使ってください、とあたたかい言葉をいただいています。かしわらイイネットとしても、これらのコピーをもとに、柏原というまちの個性をどんどん訴えていきたいと、考えています。

【 参加者の感想 】

「頭の切り替え、日常の気づいた点の思わぬ大事さは参考になりました。」

「キャッチコピーのヒントが、普段の会話の中にあるということが斬新でした。」

「とても有意義な時間でした。これからは何でもメモろうと思いました。アイディアはいろんな会話から生まれるんですね。楽しかったです。」

「意識して言葉を感じることに、少し気を遣おうと思った。」

「とても面白かった。なぜ、一言で人をひきつけ、うまく表現できるのか?ひょっとしたら、私たちおばちゃんの会話はいつもそんな風で、自分たちは気がついていないのではないかと思った。」

「コピーの重要性、浸透性、認知力をあらためてわかりました。」

「コピーに対しての姿勢、取り組み方がよくわかりました。『コピーは企て』」

「とても興味深い内容でした。もっといろんな人にも聴いてほしいなと思いました。」