特集

自助・共助のこころを大切に

防災講演会

6月24日、柏羽藤合同消防推進協議会主催による「防災講演会」が三市各自治体、大阪府より多くの来賓を迎えるなかで行われました。

前半は、欠席となった平野大槌町長から、大阪北部を震源とする6月18日の地震に対するお見舞いと、町の危機管理のあり方として「命」を重んじる内容のメッセージが代読されました。

防災講演会
防災講演会

その後、防災士の資格も持つ冨宅市長から災害に関する細かなデータや自身も被災地へ訪れた際のスライドをまじえながら急遽の講演。

各災害に対する備えと防災教育の大切さ、行政も災害対策に全力をあげるなかで、市民それぞれが自分で自らの身を守る「自助」の心を大切にしていただきたい、とお話がありました。

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後半は、朝日放送「おはよう朝日です」「おはようコール」のお天気キャスター正木明さんの講演に。正木さんも防災士の資格もお持ちです。

実際にTVで行う天気予報を生で披露しながら、元々サーフィンをされていたことから波や風に関心を持ち、お天気キャスターとなったきっかけ、天気予報の言葉やマーク、降水確率、警報や台風情報の発信のあり方などの細かな説明がありました。

防災講演会

その後は災害に関して、来場者へのクイズも交えての説明。

もし家屋が倒壊してガレキに阻まれるような災害に巻き込まれた際、自分の身を守るためには、存在を知らせるために「笛」の準備や、動いてしまったことで家族の体を傷つけてしまう可能性もあると注意が促されました。

「自助」とは自分だけが助かればいいという考えではなく「自分の身を守ってから周囲を助ける」ことが重要だと語られました。その上で「共助」があり、日ごろから災害が起こった際の想定、身の回りの人とのコミュニケーション、地域における避難訓練などを常に大切にしてほしい、とのこと。

最後の質問コーナーでは、「自分が住んでいる場所がどのような環境にあるかを理解することで、災害の内容による避難場所の認識をした上で、状況によってはあえて避難しないという選択肢もあり、正解は必ずしもひとつではない」との見解も示されました。

終始穏やかな口調で説明する正木さんの言葉に、熱心に見聞きする参加者の皆さんの姿が印象的でした。