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探してみようキラリ光る石

 

まずは史跡高井田横穴公園の横穴を見学。

柏原市歴史資料館の安村館長に、玉手山凝灰岩でつくられている横穴を2箇所開けていただき、解説も加えていただきました。

 

比較的軟らかく、横穴を造るには好条件の凝灰岩がある高井田横穴群では、凝灰岩の露出箇所と 横穴の分布範囲が一致し、これらを造った人たちは、凝灰岩の性質を理解していたのではないか、また、壁と天井の境目に切り込まれた段があるのも特徴(切り込み段)。家の軒先を表現したという説が有力だそうです。

凝灰岩の軟らかい特質は、逆に言えば脆くもあり傷つきやすい。横穴の内部壁面に手指の痕が残っているものもあります。したがって、普段は鍵がかけられている横穴が多数。

また、この場所で有名な線刻壁画は毎年5月10月の一般開放日でも公開されないことのある貴重な壁画です。横穴は基本的に埋葬されていたとされており、この場所で有名な線刻壁画に描かれる舟は「あの世」へ行くための乗り物ではないか、とのことでした。

 

横穴見学を終えると、歴史資料館を訪問。この地域で見つかった遺跡の出土品にも多く石が使われています。あわせて企画展「竹原井頓宮(たかはらいのとんぐう)」(奈良と難波の都を天皇が行き来する際に訪れたとされる離宮)も見学しました。

11時頃、強い雨雲が柏原上空を1時間ほど通過するということで、研修室にて柴山先生からご好意によりミニ講座の時間をつくっていただきました。前述した柏原ならではの地形の成り立ちによる天然石の話、また、二上山と瀬戸内からしか見つからないサヌカイトを用意いただき、その説明を。

別名が「かんかん石」と言われるように、叩くときれいな音が鳴るのがサヌカイトの特徴。硬くて割ると鋭利になることから、古代より石包丁や矢じりにも用いられました。

 

実際に鳴るきれいな音に、子どもたちはもちろん大人も聴き入っている姿が印象的でした。

ミニ講座のあと、ちょうどシャワーのような強い雨が降り始めました。が、しばらく様子を見ていると12時過ぎには小康状態に。このタイミングで河川敷へと移動し、たどり着いた頃には青空となる快晴。無事野外での天然石探しを実施することができました。

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omura
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かしわらイイネットの代表 兼 営業 兼 ライター。ロック音楽と石好きゆえ 転がり続けてン十年。今後はもっと地に足つけた行動をと言い聞かせる日々です。