言葉でいかに人をひきつけるか。
「まちリポーター+情報デザイン講座」の初日である「魅せるコピー・ライティングスキル」を、2月13日「ふれあい館オガタ」において行いました。講師はフリーライターの高野朋美さん。
当日は、地域活動や仕事における広報・ライティング担当の人たちで定員いっぱいに。
伝える対象(例えばイベント告知など)の背景を掘り起こし、どのような相手に伝えるのか、その視線に立った表現でメッセージ性を高めていく。 「その文章を際立たせるためのテクニックとは」というテーマでは、かつて新聞記者だった経験と実例もまじえたお話が繰り広げられました。
お店のチラシやブログの見出し、プレスリリースの書き方など、専門的かつ具体的な説明が進められるうち、参加者のなかには気づきの表情を浮かべながら聴き入る人も。これまでの表現への意識が改まるようなひとときとなりました。
「伝える対象となる素材や、伝えたい相手の特徴や背景を追及していくことで、言葉や文章の選び方が変わってくる」と、これまでのご経験や実績に基づいた説明もあり、あまり普段は学べない内容だったと思います。
最後には、それぞれの立場における見出しを考えるワークショップも行われ、皆さん、工夫しながら言葉を選んでいく作業に取り組みました。