七夕を過ぎてすぐに行われた をかしわらマルシェ。この夏からナイトマルシェとして、7月10日に行われました。会場は大正通りポケット、大正通りネストなど。
今回はややリラックスした筆者が楽しみながら取材した内容をお送りします。(あらかじめご承知おきを)
毎回テーマのある をかしわらマルシェ。
今回は夏祭りがテーマとあって、いきなり目に飛び込んできたのがだんじりのミニチュア。ポケット会場中心部に設置されていました。ミニチュアとは言え彫り込みもあり精巧に作られているのが興味深い。
▲精巧な木製。手前の結び方は古町地区独特のもの
タマルメガネテン、岡田染工場、ヤスオカなどが並ぶポケット奥のスペースでは、ブースに提灯が吊り下げられたり、柏原西各地区の法被(はっぴ)が飾られたり。
▲岡田染工場のブースにあった法被。他にも本郷・今町・大正・上市の法被が展示
ネスト会場では手ぬぐいやこれまでのお祭りの写真が展示されていました。中には昭和の頃からの貴重な写真もあって、ひとつひとつ見ていくと興味深いものでした。
▲お祭りの写真がズラリ(ピンボケすみません)
▲手ぬぐいも。奥の方が本郷の法被をまとっている
▲モノクロの写真からかつてのお祭りを感じる
お祭り当日まで(コンテナが開いている限り)、大正通りネストでこの展示は行われているそうなので、気になる方はご覧ください、とのこと。
ところで、ナイトマルシェとは言え16時スタート。現地到着の16時30分はまだ明るく日差しも強い。変装用に?タマルメガネテンのサングラスを身につけていた筆者ですが、意外と気づかれるものですね(汗)
▲アウドドア商品を取り扱うDAY-OUTとコラボ。フレームの材質はペットボトルを再利用
ここでネストキッチンと呼ばれるテイクアウトスペースで生ビール。
この日の運営はスワーハ。他にもルーロー飯(アジアン料理)なども販売されていました。室外のテーブルなどを使っての飲食で人気。
▲取材すべて終わってから2杯目飲んだのですが、ずっとここにいたわけではありませんので
よく出店されている「さくらゆ」さん。堂島の銭湯跡地で時折アート会場になっているところです。
基本は流木を使った独特の木々が販売。前回の沖縄テーマの際はこちらでガジュマルの話を聞きました。
が、今回は端っこにある中古CDを漁る私。
前に友部正人のアルバムを見つけたことがあり、さくらゆさんに置いていったという人と趣味が合うんです。今回はあの山下達郎もファンとなぜか公言するイースタンユースと、「沖縄テーマやったらこれもあったやん」と気づいた どんと(沖縄移住)のアルバムを見つけました。
ちょっとマニアックに走ってしまいました・・・
へちまきゅうりさんでは、スパイシーなジンジャエールを。有機しょうが、各種スパイス、大和当帰(セリ科の多年生植物)などが材料で、ただのジンジャエールではありません。シャキっとして暑さに最適。
▲スパイシーなジンジャエール。七彩(なないろ)ファームの野菜とともに
初出店のいたに萬幸堂さんへ。よりどり3つで500円〜とお得な内容で好きなお菓子を3つ選択。あいさつばかりで写真を撮っておらずすみません。黒糖シナモン、玉子ピーナッツ、格子戸を購入しました。
▲黒糖シナモンには包装も新たな工夫
ちなみに、いたに萬幸堂では7月27日(水)〜8月2日(火)に感謝市が同社直売所で行われます。
再び奥のスペースへ。ヤスオカさんでは子ども向けのゲームが人気で、ミニチュアマンホールの新作も並んでいました。
▲チタン製ミニチュアマンホールがズラリ。新作も
▲マルシェの風景。ポケット奥の芝生がきれい
この時(上の写真)、なんとなく見ていた日除けがあったのです。いつもと違う風合いを不思議に感じていたのですが、後から気づかされました。
7/10 をかしわらマルシェ フォトレポート
今回のマルシェから、新しい日除けを使い始めました。柏原市本郷にある、農業用や土木用のネットやシートを製造するものづくり企業「日本ワイドクロス株式会社」さんで作っていただいた遮光ネットです。 pic.twitter.com/RwGttV8pVp
— をかしわらマルシェ_大阪柏原 (@wokashiwara) July 13, 2022
どうやら本郷にある、日本ワイドクロス株式会社による遮光ネットなんだそうです。農業用や土木用のネットやシートを製造する会社とのこと。
をかしわらマルシェSNS 中のひとは、「これ気づいてた?」と後日、情報を出してくるので、このような細部に要注意です。 取材する者は気をつけないと・・・
奥のBed&Bicycleさん。
▲Bed&Bicycle前。SUPボードが置かれていました
ハナレでインドの方によるカレー料理も。ビリヤニと呼ばれる混ぜご飯に、チキン入りのルーがまろやか。辛口を想像していたのが意外な美味しさ。
▲チキンの入ったまろやかなルーとともにビリヤニを
その後いただいたのが、オガタ通り商店街にある和菓子司草月さんの「七夕ゼリー」。
星の形をした、緑の寒天に短冊のようかんで飾られているのがきれい。底にはヨーグルトムース。
▲品のある七夕ゼリー。ほどよい甘さと酸味のバランスが美味
キウイ味の彦星(みどり)はすでに完売で、ブルーベリー味の織姫(むらさき)をいただきました。ほどよい甘さとブルーベリーの酸味のバランスがよく美味。この商品は通常販売でお願いしたいくらいでした。
行ったり来たりしているうちに陽も落ちる。照明も映え、この感じがまさにナイトマルシェですね。
▲なんか視線を感じる・・・
ゆるりとした演出、実は準備が大変なのだろうと想像しながら、ゆるりと楽しみました。
ちなみに、来月は第2日曜ではなく、8月11日(山の日)の開催。お間違えのないように。
2012年に「かしわらイイネット」を設立。地域の情報発信をはじめSNS講座講師、各種講座の主催も担う。趣味は音楽、天然石探しなど、いずれもロック。