突然、うどん山川国分店の座敷が国際的な場に?
これは大阪教育大学の留学生が集まった6月26日の交流会の模様です。参加したのは、大阪教育大学の留学生8人と、柏原市内に在住、在勤している13人。
ミャンマー、ブラジル、インドネシア、チリ、トルクメニスタン、大韓民国、ブラジルなど留学生もさまざまな国から学びに来ています。
店主の山下さんが進行し、それぞれ自己紹介や質問を。皆さん日本語が堪能で、多くの人たちが留学前に習得しているそうです。
「柏原に来てよかったところは?」という問いには
「人がやさしい」「自然や寺社が多い」「会話が弾む」など。
逆に「よくないところは?」には、柏原に限った話ではなく「電車賃が高い」と挙げる人が3人もいました。
「柏原を観光でアピールするなら?」と質問もやや難しくなりました。
それでも「サイクリングツアー」「撮影スポット」「ぶどうまつり」などの声がありました。柏原をよく見聞しているのがわかる発言が多数。
趣を変え、「好きなアニメやドラマは?」には、作品名が出てくる出てくる。
ワンピース、NARUTO、バガボンド、サムライチャンプルー、ぼっち・ざ・ろっく、東京リベンジャーズなど、語りだすとテンションが上がる学生も。
来日前からアニメを見て日本に関心を持って、日本で学ぼうと考えた人も多かったようです。NHKの朝ドラ「カーネーション」で日本のファッションに関心を持った学生もいました。
もちろん留学するには難易な試験をクリアしないといけません。その上で、環境学や民俗学など目的意識を持って勉学に励んでいるのです。
中には、国内で争いがあり、いつ危険の身にさらされるかわからない状況で日々を過ごし、来日した人もいました。
大阪教育大学 学術連携課国際室によると、2024年5月1日現在で239人の留学生が在籍しています。
今回参加した学生は、大阪教育大学と学生交流協定を締結した大学(アジア・欧州など38の大学と締結)から来日。彼らは半年あるいは1年という短期間の留学です。
限られた期間の日本での思い出づくりに、柏原での親睦をはかってもらおうと、うどん山川国分店で企画された交流会でした。
「日本のご飯が楽しめるのが嬉しい!」と参加した学生もいて、食事を楽しみながら懇親のひとときを過ごす機会となりました。