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さまざまなひとのかかわりで収穫とワインを。「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2025」

※更新 2025.05.07(SNS発信に関するお願いを追記)

 

「ぶどうとワイン」の糸を多種多様なひとたちで これからもつむいでいく

ぶどう収穫からワイン醸造まで、さまざまな人の関わりによるプロジェクトが昨年も進められました。これらの模様を展示し、来場者に体感していただく「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2025」を5月11日(日)に行います。

収穫の画像展示やラベル案となった作品の展示、今年はワインボトルを用いたワークショップやワインプレートの販売も行います。それらを楽しみながらワインやぶどうジュースなどを楽しんでください。

100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2025

内容

パネル展示+原画展

100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2023å
※2年前のイメージです

 

福祉事業所の販売ブース

柏原市の夢工房くるみ、羽曳野市のハピバールによる販売ブースがあります。

夢工房くるみ
▲夢工房くるみのKURUMI NO MORI(お菓子)やおつまみになるクッキーやマフィンなど

 

ハピバール ハピバール
▲ハピバールは陶器や雑貨、ぶどうジャムなど

 

ワークショップ

まちのなかの美術室によるワークショップ「ワインボトルを溶かしてコースターをつくろう」、「ワインボトルプレート」の販売

まちのなかの美術室 まちのなかの美術室

 

ワイン販売

100年つむぐ大阪産デラウェア2024がお目見えします。他にもぶどうジュースやドリンクあり。

100年つむぐ大阪産デラウェア2024

その他、協賛団体ブースや映像配信も予定していますので、最新情報はイイネットワイド各SNSからご覧ください。

なお、当日は会場の模様をYouTube を用いた生配信を予定しています。その他メディアの取材もある予定です。来場の際はご了承お願い致します。

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記念祭に寄せられたコメント

ぶどう収穫からラベルデザインまで、さまざまな人たちの関わりでワインが醸造されています。

「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2025」を5月11日(日)に実施するにあたり、一部の方々よりコメントをいただきましたのでこの場で掲載します。

ぶどう収穫

新田ゼラチン株式会社 様(収穫した企業のひとつ)

大阪は日本一のぶどうの産地でしたが栽培農家さんの高齢化等により収穫が困難になってきています。

弊社もこの地でゼラチン生産を行ううえで、地域の住民・企業とは事業活動において様々な関わりがあります。

単に労働力として貢献だけでなく、農家の方々、カタシモワイナリー様との交流を通じて、地域社会の一員として参加できた、いい機会となりました。

新田ゼラチン株式会社 様

※他にもアグリパートナーとしては東亜電子工業株式会社・東亜無線電機株式会社、企業ボランティアとして株式会社アド近鉄が参加されました。

 

大阪府中部農と緑の総合事務所 農の普及課 様

「大阪府中部農の普及課では、ぶどうの収穫作業の調整に関わらせていただきました。昨年も暑い中での作業でしたが、ぶどう畑が収穫を行う皆様の笑顔であふれ、とても明るく、和やかな空間だと感じました。

心を込めて、一房ずつ丁寧に収穫されたデラウエアから作られたワインが、今年も無事完成して本当によかったです。

これからもこの素敵な取り組みが続くよう、応援していきたいと思います」

大阪府中部農と緑の総合事務所 農の普及課

 

一般社団法人エル・チャレンジ福祉事業振興機構 様
(福祉事業所の調整に携わる)

今年度収穫作業に参加した事業所は「夢工房くるみ」「埴生の里」「大阪アグリバイオ」「こくり」の4事業所でした。ここ2,3年は有難いことに固定メンバーが継続的に収穫に参加いただいています。

作業時間と収穫量を事業所に任せていただき、普段外出できない利用者や、毎年収穫を楽しみにしている利用者もいます。

自ら収穫したぶどうから製品(ワイン)になるのは貴重な体験で、収穫以外でも、絵が好きな利用者がプロジェクトに参加できていることが喜びになっています。

収穫では暑さやトイレ対策などの課題もありますが、畑の見学会も開きながら、新たな事業所の参入も呼びかけています。

(編・イイネットワイド)

一般社団法人エル・チャレンジ福祉事業振興機構

 

ワイン(100年つむぐ大阪産デラウェア2024)

100年つむぐ大阪産デラウェア2024

髙島美優(たかしまみゆう)様(社会福祉法人ふたかみ福祉会ハピバール)
※ラベルイラストに採用

この作品のタイトルは四季です。
季節に応じた色を考えて塗りました。

最初パズルにしようと思いましたが少し難しかったので自分なりに形を考えて
描きました。
今回ワインラベルに選ばれてすごく嬉しかったし、もっと頑張ろうという気持ちになりました。

株式会社弘報企画 様(ラベルデザイン)

福祉事業者様から毎年個性的で楽しいイラストをいただいています。
原画はカラフルな色使いのイラストでしたが、今回のワインは白の辛口だったので、グリーン系にしたいとの要望があり、描いていただいた方の意図を反映してブドウ畑に太陽の光が差し込んでいるイメージでカラーリングし、レイアウト・デザインしました。

カタシモワインフード株式会社 様

大阪で100年続くぶどうとワインの文化を次の100年につなげる為に、農家さん、ボランティア企業さん、福祉事業所さんと力を合わせて様々なことに取り組んでいます。

このワインは契約農家さんのぶどうを原料に低音でじっくり発酵させた辛口ワインです。

デラウェア100%(大阪府産)

【味わい】
白いお花を連想させるさわやかな香りで、すっきりとした口あたりは、飲み飽きない味わい。

 

令和6年度(2024年)の収穫と醸造、企画の趣旨

昨年度(令和6年度)もぶどう栽培における収穫ボランティアと農福連携の取り組みが行われました。最高気温35度の7月下旬から8月初旬の厳しい暑さのなか、ぶどうを収穫しました。

デラウェアを収穫「100年つむぐプロジェクト」

 

デラウェアを収穫「100年つむぐプロジェクト」
この夏もデラウェアを収穫。企業や福祉事業所の関わりで「100年つむぐプロジェクト」 今年も「100年つむぐプロジェクト」のぶどう収穫が行われました。 例年暑い時期とは言え、今年訪れた8月2日は、最高気温37...

 

生産者の高齢化や耕作放棄地への対策でぶどう畑の維持を目的に、企業ボランティアや福祉事業所の就労支援によって実施されたものです。

今年1月23日には「令和6年度ワイン用デラウェア契約栽培振り返り会」がカタシモワインフード株式会社で開かれました。

 

ワイン用デラウェア契約栽培振り返り会

今回の企業参加は3社、福祉事業所からは4事業所が就労し、デラウェア3,988kgを収穫。昨夏のデラウェアは例年にも増して糖度が高かったのが特徴です。生産者からのお礼とともに、各企業、福祉事業所をまとめる一般社団法人エル・チャレンジ福祉事業振興機構から感想や報告がありました。

ここ数年の酷暑には皆さん対策を施して収穫しており、次回以降も実施時刻や時間の工夫をしながら進めたいという声も。

そのような苦労の末、カタシモワインフード株式会社で醸造されたのが「100年つむぐ大阪産デラウェア2024」。今年は白の辛口。ワインラベルには今年も福祉事業所の作品が背景に使用されています。

 

一般社団法人イイネットワイドが主催する「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭」では、そのような流れとともにワインが生まれた経緯を少しでも理解していただき、今後の継続へ繋げる取り組みとしたいと考えています。

展示やワインのお披露目を今年も行い、今回はワークショップも実施しますので、ぜひご来場ください。

 

昨年の「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2024」の模様をYouTubeにアップしています。下記動画をご覧ください。(チャンネル登録をお願いします!)

名称 100年つむぐ葡萄とワインの記念祭2025
日時 2025年5月11日(日)
開催時間 10 時〜15 時
会場 大正通りネスト(柏原市大正1丁目3−1)
主催 一般社団法人イイネットワイド
協力 一般社団法人エル・チャレンジ福祉事業振興機構 / をかしわらマルシェ実行委員会/ まちのなかの美術室 / GuestHouse Bed&Bicycle  /  Kashiwara Harvest
協賛 カタシモワインフード株式会社
後援 大阪府中部農と緑の総合事務所 ・ 柏原市 ・ 柏原市社会福祉協議会
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