西暦1115年から食べられていた「かまぼこ」。平安時代の様子を書いた書物に「かまぼこ」の表記があったそうです。それにちなんで、11月15日はかまぼこの日。(日本かまぼこ協会によって1983年に制定)
大寅道明寺工場は1970年(昭和45年)より柏原市でかまぼこを作り続けています。本社は大阪ミナミ戎橋筋で営業、販売中。
天気もいい2025年11月15日(土)、道明寺工場で大寅蒲鉾感謝祭が行われていました。抽選会、ミニちくわのつかみ取り、販売会などが行われています。

▲前に取材した際の「ミニちくわのつかみ取り」
この日は工場見学も無料でできるため、さっそく工場内へ。かまぼこの製造ラインをガラス越しに上から見学することができました。
色々な種類のかまぼこが、ベルトコンベア等に乗り形をなしていく姿は見てて飽きません。1日50種類のかまぼこが製造されているようです。
見学者を工場まで案内するための椅子で作られた通路、壁に「順路」と書かれた貼り紙に沿って、社内を練り歩きました。
見学コースの最奥では抽選会会場がありました。これまた無料で参加でき景品まで頂きました。かまぼこをトースターで温めるときに便利なアルミホイルをゲット。
さらに、職人によるかまぼこの手付け披露が、この日2回行われていました。
運よく見学でき、職人さんの華麗な手際よさに見とれてしまいます。半円かまぼこの外側についている、ピンクなど色が違う部分を長いへらでつけておられました。
★職人の実演は下記もご覧ください
帰り際、おでんは完売しており練り物を数点購入。他ではあまりみない”たらこ巻き”は、練り物の中に、たらこと紫蘇が入っており、とても美味しかったです。きくらげ天も、できたてのようなやわらかさとおいしさを感じました。

▲写真向こうにあるのが たらこ巻き。たらこと紫蘇が入っていて美味!
無料で誰でも参加できるイベントでしたが、思いもよらずかまぼこの歴史など学ぶことができとても嬉しい日となりました。
消化が良いかまぼこ、魚肉練り製品。これから寒くなる季節、使う機会が増えると思います。柏原市の工場で作られた大寅蒲鉾、ぜひ食べてみてください。
そして、たらこ巻きはあっという間になくなるので見かけたら買ってみてくださいね。
(by やっちょ)















