初夏の風のある晴天のもと、国分東小学校グラウンドにおいて、株式会社JTEKT(ジェイテクト)のファミリーフェスティバルが、5月19日(日)に開催されました。
このイベントは、社員や工場周辺住民を対象とする地域福祉を主な目的としたものですが、光洋精工時代から馴染みのある企業とあって、訪問してきました。
JTEKTと言えばベアリング。自動車など機械製品が滑らかに回転するように開発された製品ですが、これらの開発技術者によるチームがあり、いくつかの展示や体験コーナーが設けられていました。
下の写真は、ソーラーカーチーム。太陽光パネルによるエネルギーで一人乗りのレースカーを開発されており、鈴鹿サーキットなどで実際に走らせているそうです。こども向けにはソーラーパネル付きのミニカーも。
実は、ここでびっくりすることがありました。お話をお聴きした技術者の方に名刺を出そうとすると、
「知ってますよ、あの店で会いましたね。あれからよく拝見していますよ」
あ!そうでした、こちらでお会いした方だったのです!思わぬ再会に驚いてしまいました。
なんだか高揚してしまい(汗)流行りの「ハンドスピナー」を無料でつくらせてくれるブースもあり、筆者もノリノリで作成。普段しないのに。
タイムトライアルのミニ四駆レースでも、こどもたちが夢中。こちらでもベアリングについてわかりやすい説明が掲示。
さらに、新規事業の取り組みとして開発されている、重い荷物を軽く持ち上げられるような「パワーアシスト」のデモ体験も。(ここまでするとは)
いくつもアトラクションや飲食ブースが並ぶなか、地元の東条町から「乾のぶどうガーデン」が出店。府内若手農業者による4Hクラブが生産する減農薬野菜などが販売されていました。(※5月25日にも直売所にて開催されるそうです)
イベント会場ではあまり見かけないブランシェタカギさんも出店。毎年のように出店されていることを知りました。リバイラもある!
個人的には、技術者の皆さんが集って楽しそうにブースを運営されている姿が印象的でした。地域との連携によって、技術を習得しようと将来の道を歩む子どもたちが、少しでも増えてくれるといいですね。