
近鉄大阪線河内国分駅のホームにある座布団(ざぶとん)。寒い時期、イスの冷たさから体を守ってくれます。これらは国分中学校と国分小学校の合同で制作、設置されたものです。
SNSに投稿したところ、特にX(旧Twitter) とInstagram のリアクションが大きく、「寒い時期に助かります」「母校の伝統行事になのでこれからも続いてほしい」などの声もいただきました。
国分中学校に問い合わせたところ、「コロナ禍の時期は集まっての作業がなかなかできなかったが、今年はストックもあって補修しました。国分小学校ではキャラクターを貼り付けてもらって共同で設置しました」とのこと。
▲キャラクターは国分小学校によるもの
管轄の近鉄八尾駅でも年中行事になっているので、毎年子どもたちの協力を好意的に受け止めているそうです。
ただし、いずれも担当者が異動で変わるため、いつからどこが主体で行われているか、などの情報はご存知ありませんでした。が、調べたところ判明!
広報かしわら2018年3月号10ページに掲載されていました。さすが広報さん。ここには「国分中学校の発案で平成9年(1997年)から始まりました」と設置の写真付きで記事になっています。
● 広報かしわら(2018年3月号) ※ダイレクトリンク
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/_files/00159784/201803kouhou.pdf
ということは今年度(2024年度)で考えて27年になるのですね。本当に長く続いている国分中学校と国分小学校の取り組み。今季は厳しい寒さが続いていますが、皆さんのリアクションも含め、ほっとするひとコマでした。
▲待合室にお知らせとともに設置されている
(by おおむら)