国分東条町にあるジェイテクト国分工場のファミリーフェスティバル。2025年11月22日に開かれました。社員の家族や友人、また周辺住民の参加も可能であったためイベントを通じて、会社を知る機会となりました。
当日は晴天に恵まれ、入り口ではマスコットキャラ ”ジェイにゃん” ”テクニャン” の大きなふわふわドームがお出迎えしてくれました。
▲マスコットキャラ、ジェイにゃんテクニャンのふわふわドーム
この日は、超大型軸受製造工程の職場見学会が行われました。計3回のツアーがあり、私は1回目の見学に申し込みましたが、早々に満席に。フェスティバルが行われている場所から、バスで数分移動します。(※撮影禁止のため、画像がありません)
軸受とは、ベアリングの日本語表記です。
ベアリングを構成するのは、外輪、内輪、転動体、保持器の4要素からなりたっています。転動体は、内輪と外輪の間にはさまれて転がるもの。保持器はその転動体を等間隔に保つための機構です。

▲ベアリングって?初心者向けベアリングの基本~役割、構造、仕組み~ (JTEKTサイト)から引用
見学した工場では外輪と、内輪が製造されていました。
工場へ入室する前に、ジェイテクトで製造されているベアリングの種類や、会社紹介の動画を鑑賞します。ベアリングの展示もあり、様々な大きさや形があることと、自動車や航空機、冷蔵庫やエアコンなど色々な場所で使われていることを知ることができます。
ビデオ視聴後、工場へ移動します。工場内は油の混じった独特の香りがひろがっていました。大きな機械が並んでいますが、通路は綺麗にたもたれ工場内は整然と保たれていました。

▲ベアリングって?初心者向けベアリングの基本~役割、構造、仕組み~(JTEKTサイト)から引用
大型の機械内にセットされた金属が研磨されている様子も見学できました。ミクロン単位の精度で研磨ができるそうです。
通路を進み、火力発電用のベアリング、鉄鋼圧延機のベアリング、レーダー探知機(空港でまわってる大きな機械)のベアリングがおかれており、間近で見ることができました。大きなベアリングは素材から完成まで3~4か月もかかるのだとか。

▲ベアリングって?初心者向けベアリングの基本~役割、構造、仕組み~(JTEKTサイト)から引用
重さも1t 近くあるベアリングは見ていても迫力があります。3つとも、輪の大きさ、厚さ、色(素材)の違いがあり、用途にあわせたベアリングがたくさんあるのかなと思わされました。
工場内に入り、社員さんから説明をうかがい、実際動いてる機械を見るのは本当に貴重な体験となりました。
バスでフェスティバル会場へ戻ります。
受付の近くに、ロードバイク用「ONI(鬼)ベアリング」の説明がありました。実物を実装した自転車は、ほかイベントで貸し出し中のため残念ながら見ることができませんでした。

▲ONIベアリング。実装場所、車輪の軸部分に装着されている
ONIベアリングとは、一度回り出したら車輪がずっと回り続けるベアリングです。ツール・ド・フランスの競技用自転車など、世界でも注目されているベアリングだそうで、いつか試乗してみたいものですね。
会場内にはキッチンカーが5台、ラーメンやアサイーボウルなどが売られていました。ブランシェタカギも出店されておりバームクーヘンやケーキを販売。ケーキは3つで1,000円。お得ー!

▲キッチンカーや、国分にあるブランシェ・タカギのスイーツも
工場内の一角では、ミニ四駆体験イベントが行われていました。
毎年人気のあるコーナーのようで、その場でミニ四駆を購入し組み立てして、レース出走ができるそうです。親子でミニ四駆を懸命に作る姿は、なかなか見られない光景だと思います。
▲ミニ四駆会場。コースは3つ並んでいました
他にも自分の塗ったぬりえで缶バッチを作ってもらえたり、100円でスーパーボウルすくい、輪投げなどの縁日も。
普段は職場の場所で、家族一緒にイベント体験や遊ぶことができる貴重な日を見ることができました。ステキな日に取材させていただき、ありがとうございました。関係者各位のご協力に感謝致します。
(by やっちょ)















