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自然豊かな柏原で育まれた大切なぶどうの味。青山ぶどうにて

青山ぶどう 青山ぶどう

6月から始まった柏原のぶどう販売。販売シーズンも終了間際だが、直売所の様子を伺いに国分西の青山ぶどうへ。取材中も次から次へとお客さんが入るなか、ご対応いただきありがとうございました。

青山ぶどうさんは40年以上前から柏原でぶどうを栽培している。
複数ある畑で、多種におよぶぶどうを栽培されているが7割以上デラウェアが占める。

デラウェアの時期はお盆くらいに終了し、今の時期はシャインマスカット、ピオーネなどの大粒ぶどうが店頭に並ぶ。

贈答用、家庭用とあり家庭用は手頃なサイズ、値段でぶどうが購入できる。500円前後で買えるぶどうの詰め合わせも販売している。袋によって入っている品種が違うので、普段食べないぶどうを試すのに如何だろうか。

 

青山ぶどう

 

食べ頃まで畑で育てられたぶどうは甘く美味しい。

ぶどうの収穫は朝五時頃から畑へ出向く。中でもシャインマスカットは、一房ずつ糖度計で糖度を計測して収穫が行われる。

ぶどうはハウス内で手間暇をかけ作られ、店頭へと並ぶのだ。

高低差があるハウス内では高所のぶどうと低所のぶどうでは、育成段階が違うため栽培工程で行うジベレリン処理も1ヶ月差が生じる場合があるそうだ。

ジベレリン処理のタイミングも2、3日違うと、ぶどうを台無しにしてしまうシビアなものらしい。

新しい品種への取り組みも行われており、植樹から実を結ぶまで5年以上かかる。商品になるかどうか、長い年月をかけて検討されるのだ。

ぶどうの収穫が始まる6月から、夏のおわりぐらいまで休まず店を開けている直売所。台風が直撃する日は店を閉めることがある。

シャインマスカットも後半のこの時期になると実がすこし黄色がかって、甘みが増す。口の中で広がる爽やかなぶどうの味は、自然豊かな柏原で育まれた大切な味だ。

柏原のぶどうはうまい。
デラウェアも最高にあまい。

残りわずかなぶどうシーズン。
甘いぶどうをぜひ味わってみてください。

 

青山ぶどう

(取材日:2024年8月26日)
※今後の状況によって販売内容は変わります。あらかじめご了承ください。

(written by  やっちょ)

 

名称 青山ぶどう
営業時間 8時〜17時
定休日 期間中、悪天候をのぞき無休。
決済 現金のみ
その他 駐車スペースあり