明治22年(1889年)の今日、5月14日。当時の大阪鉄道・湊町~柏原間(※現在はJR関西本線〔大和路線〕JR難波~柏原間)が開通しました。今年がちょうど130周年。
それを記念して、JR西日本主催によるイベントが開催されました。開通した当時は周囲に鉄道というものがなかった時代ですから、移動や輸送手段として、多くの関心と期待が人々の心のなかにあったのではないかと、思いを馳せます。
臨時列車は大阪市内側からの発着で、招待された小学校の生徒たちなどが乗車されていたそうです。(柏原駅で降車されることはありませんでした)
柏原駅では、関西福祉科学大学付属高等学校吹奏楽部による演奏によってお出迎え。多くの鉄道ファンも撮影に来られていました。
また、駅構内では昭和30年代から始まる駅周辺の写真展、自由通路ではこども制服体験、歴史資料館保存のレール展示、ジオラマ、柏原の特産物などが販売。様々な工夫によって、130周年を祝う企画が実施されていました。(※写真が続きます)
それにしても、町を走る列車は、世代を関係なく人々の心をも動かす魅力を持っていると、あらためて感じたイベントでした。
▲「いつの時代も皆さまの心のステーションに」のコピーが響きます。ぶどうや寺社のイラストも