「地域の人にも食の楽しみを」と、学校法人玉手山学園では学園内にある「Tama Cafe」の一般開放をスタートしました。
「Tama Cafe」は2019年にオープンした学内の食堂。学生に配慮した価格の豊富なメニューと、ひとりでもグループでも落ち着いて過ごせるよう、色合いやテーブルの配置を工夫した空間が特徴です。
時節柄、現在はソーシャルディスタンスを考慮した並び方、透明アクリル板を用いた席もあり、手洗いや消毒できる場所も整っています。
この「Tama Cafe」、時間限定で一般の人たちも利用できるようにと「地域に開かれた学園」としての取り組みが10月から進められています。
学生が混雑するお昼時のタイミングをずらし、13時30分から利用可能。筆者はメニューが替わる14時前にランチをいただきました。学内食堂のため食券を購入し、食器返却まですべてセルフです。その分、リーズナブルな価格設定に。
メニューも豊富で、中には福祉栄養学科が監修した「福科大定食」なるものもありました。
調理で使用している油は柏原市にある岡村製油株式会社の綿実油。カラっと軽く仕上がるから揚げは一番人気とか。導入前の試食でもその違いは歴然だったそうですよ。試食やメニュー検討では学生参加のプロジェクトチームが組まれたそうです。
筆者もランチタイムに「から揚げ定食」にしたのですが正解!このようなジューシーなから揚げを毎日食べられるとは学生さんがうらやましいですね。
14時以降はカフェタイムのメニューとなり、一部の食事とドリンク類に切り替わります。なかにはスターバックスコーヒージャパンの正規商品のコーヒーも。
さらに2階には売店もあり、こちらでは軽食のほか、柏原の方もご存知「ぱんのいえ」のパンが購入できるようになっています(売切次第終了)
憩いの場所、野外スペース Tama Square(タマスクエア)がすぐそばにあり、晴れた日には野外でも食事ができるようになっています。この日は雨模様で利用できなかったのですが、晴れた日はTama cafeの食事やドリンクとともにリラックスできるようになっています。
玉手山学園ではこれを機に「Tama Mate(タマメイト)」(玉手山学園を楽しむクラブ)を発足しています。通常、学内に入る場合は玄関の受付で許可を得ないといけません。が、地域連携センターで身分証明書を提示の上、申込書に記入すると、後日「Tama Mate」会員証が発行されます。その会員証があれば、細かな手続きをしなくても学内への入構が可能に。
10月からは軽食やスイーツなど新メニューも設定されていて、これからもアップデートしていきたいとのこと。今後も注目です。
Tama Cafe (学校法人玉手山学園 本部1階2階)
一般利用可能時間
13:30〜19:00(月〜金曜日) 13:30〜17:00(土曜日)
※13:30より入構可能(最初は受付で許可を)。学園のスケジュールによっては臨時休業の可能性もあります。ご了承ください。
※14時以降はカフェタイムのメニューに切り替わります。