![豊かに生ききる](https://kashiwara-e.net/wp-content/uploads/2025/01/IMG_14221.jpg)
医療における語りに関する「ナラティブ・ベイスト・メディスン」をテーマとした講演やワークショップが東大阪市で開かれます。
ナラティブ・ベイスト・メディスン(ならてぃぶべいすとめでぃすん)とは、ナラティブに基づいた医療(物語りと対話に基づく医療)のこと。NBM(Narrative-based Medicine)とも呼ばれます。
患者が語る「病気になった理由」、「経緯」、「症状」、「病気についてどのように考えているか」といった語りから、患者が抱える問題を身体面だけでなく、精神や心理状態、社会的立場などを含む要素から把握し、治療方法を考える医療で、患者と医療従事者が対話を通じて良い関係性を作り、双方が満足の行く治療を行うことを目的としています。
この考え方は、科学的根拠(エビデンス)に基づく診断・治療(EBM・Evidence-based Medicine)の補完的なアプローチとして、1990年代に提唱された概念とも言われています。
講演会とワークショップは、2月2日10時〜16時に東大阪市文化会館創造館小ホールで開かれます。
主催は日本死の臨床研究会・近畿支部。 後援:東大阪市 東大阪市プロジェクト
テーマは「豊かに生ききる」
・午前の部
「病いの語りを聴く方法(ナラティブ・ベイスド・メディスン)」
患者やそのご家族が持つ物語(ナラティブ)を深く聴き、理解する力を学びます。
・午後の部
「生と死を彩る言薬(ことぐすり)」
普段何気なく使う「言葉」の力を再発見し、言葉を通じて心をつなぐ方法を学びます。
どなたでも参加可能。参加費が必要です。
問い合わせ:一般社団法人日本死の臨床研究会近畿支部 担当:白山さん
FAX:06-6350-0468
E-mail:okhc0828@yahoo.co.jp
その他詳細は、フライヤー画像をご覧ください。