「電車のなかのマルシェって想像できない」 そんな声も聞かれた、近鉄の「電車de 柏原マルシェ」が10月28日、大阪上本町駅で行われました。
↓出店者情報や告知内容は下記にて
今回、かしわらイイネットも一般社団法人イイネットワイドとして出店し、地元の特産品を外へ出て販売する初の試みでした。(そのリポートも含めた記事となっています)
朝9時50分に近鉄河内国分駅で出店者各自が荷物を搬入し、10時に出発。大阪上本町駅まで乗車し、大阪上本町駅到着後はそのまま車内でマルシェがスタートします。
▲10時に河内国分駅を出発。8810系8811Fが貸切に
▲ダイヤを守るために10分間で搬入しないといけない
いつもは移動手段として用いる近鉄電車で車内販売をするのは、普段と違う不思議な感覚に陥ります。
11時スタートという時刻があるため、移動中も準備しつつオープンへ。近鉄電車の限定入場券販売もあって、10時35分の到着時にはすでに鉄道ファンの行列ができていました。
▲かしぴょんもスタンバイ
販売ブースは車内の1シートをそのまま使用。皆さんご存知のように、横長の座席で高さがないため、各自趣向を凝らしながらの販売となりました。
▲DAY OUTを手がける株式会社グランジャパン小野さん。催事は慣れた様子で吊り革でもPRを
本来ならイイネットは取材の立場なのですが、今回は販売しながら合間に取材…とはなかなかいかず。
4両編成で前から3両目という場所(奥)だったため、前から人の流れはあるものの、なかなか前方の様子が掴めないという状況でした。というわけで、開始前の写真含め、かろうじて撮影できたものをお送りします。
▲隣の二両目後方から前方を撮影
▲大阪上本町駅8番線ホーム南側のドアの一部のみ開放
▲岡村製油株式会社
▲株式会社九櫻
▲冨宅市長も来場。柏原市のブースでは亀の瀬のPRなど
▲ファイト!!マルシェ&カフェで柏原市商工会の皆さんと
▲パティスリーアンジュブラン
▲大正通りポケットでは各店舗のPRとともに、へちまきゅうりなどの販売も
▲同じく大正通りポケット。スワーハのパンセット
▲タマルメガネテン
▲パティスリーOKOME(うまいもん南部屋)
▲根っこや
▲和菓子司草月
▲ほっとまるちゃんあたりの二両目前方から後ろを撮影
イイネットワイドでは、先の告知どおり、・カタシモワイナリーのノンアルコール(当時は酒販免許申請中でアルコールは取り扱えませんでした) ・九櫻刺子の生地を活かしたサウナハットやマット、長財布や名刺入れ、わざわざご用意いただいた初登場のブランケット ・ヤスオカのチタン製ミニチュアマンホール ・岡田染工場の捺染コースターを販売しました。
▲カタシモワイナリーのノンアルコールワインが人気。ぶどうジュースやひやしあめも
▲九櫻刺子(株式会社九櫻繊維事業部)のこの日初登場だったブランケット。ヤスオカのチタン製ミニチュアマンホールは鉄道ファンも注目
▲サウナハットも色を揃えて。岡田染工場の捺染コースターでは映画「キリエのうた」の話題も入れながら
上本町という近鉄電車のターミナル駅の属性もあって、たまたま電車で立ち寄った来場者も。柏原市の方も駆けつけていただきましたが、八尾や東大阪の方が多く来られていたようです。「もともと柏原に住んでました」という人もいらっしゃいました。
さらに、近鉄百貨店の社員の方や、商工関係の方が熱心に耳を傾けていただくなど、柏原の特産品やブランドをアピールできる機会に。イイネットとしては今後の外部販売へ向け、貴重な経験をいただきました。
▲マルシェ終了後は片づけて河内国分駅へ直行。ひと仕事終えて高安駅で停車中の車内