柏原市国分出身で「近代水道の父」と呼ばれる吉村長策についての話を聴講。講師は歴史資料館の石田さん、場所は国分にある問屋場亭にて。
石田さんから吉村長策についてこれまで断片的にお聴きしていましたが、本格的な講演は初めて。ご自身も初めてだったとか。
吉村長策の足跡を追いかけるように、自費で訪ね歩いて記録してきた水道設備や港湾整備をじっくり見せていただく。主に佐世保市、呉市などの西日本が中心でした。(※写真はふれあいステーションにおける展示のもの)
学問的背景には国分の私塾、立教館があり、さらに吉村家の身内や子孫が柏原の著名な旧家との結びつきの強いこともよくわかりました。(後述:地元の方のご協力があって知ることができたそうです)
個人的にはその娘の方から聴き取ったという文献が興味深く、思わず 帰り際に大福を買ってしまったのでした(笑)そうなるようなエピソードも。
石田さんの調査・研究はまだ続くようで、今後の展開も楽しみなお話でした。