豆板醤(トウバンジャン)、中華料理に使うちょっと辛い発酵調味料。
実はこの調味料、ソラマメからできているんです。キッチンうらら/へちまきゅうりのInstagramで知った後に、作成キット販売のお知らせが。とても興味がわき、すぐに申し込みをしました。


JR柏原駅西側にあるキッチンうらら/へちまきゅうりでは、カラダに優しい発酵、野菜、料理をいい塩梅で学んだり、買い物ができたりします。
豆板醤のキットにもついてくる米麹、この米麹も自家製です。キッチンうららの料理教室でも使用され、米麹たつのりさんが育てています。
豆板醤キットは指定日に店舗へ取りに伺いました。紙袋に入ったキット一式にはいろんな材料が入っており、わくわくしながら持ち帰ります。
▲豆板醤キット。他に付属空瓶もあり
羽曳野市にある七彩ファーム産の希少な河内一寸空豆、選りすぐられた調味料。そして、米麹たつのりさんが作った米麹に、キッチンうららの特製みそ。レシピにひととおり目をとおして作成していきます。
キットはある程度料理をこなせるなら大丈夫。約1時間、ソラマメから豆板醤を作りました。

ソラマメはさやから豆を外します。外したソラマメをゆがき、薄皮をむきます。薄皮をむいたソラマメはめん棒でつぶします。
つぶしたものと、キットに付属している調味料をあわせて豆板醤の素が完成。消毒した空瓶に、レシピ通り瓶詰めをして寝かします。

いつも店舗で簡単に手にしていた調味料が、こんな過程で作られているとは。ゆがいたソラマメの香り、麹や味噌の香り。手を通して感じる触感。五感を通して、素材の素晴らしさとともに学ぶことができました。
材料をあわせ、完成は3か月後。出来上がりが楽しみです。完成した豆板醤もキットについてくるので、味見が可能です。
これが豆板醤?!後味はぴりっとしますが、味噌のうま味を感じることができました。

ここで、昨秋の大豆味噌教室のその後も。味噌がそろそろ食べ始められる頃合いなので、保管場所から出してきました。

無添加で手作りでの発酵ならでは、味噌には若干のカビも。InstagramのDMで問い合わせて写真をみてもらい、取り除き方を教えてもらいました。無事に除去完了。
作成したときより、より味噌の色、なにより香りが味噌に近づいており、いい香りがします。

夏をまたいで引き続き発酵させると、より芳醇な味噌になるそうです。「味噌が発酵し、味の移り変わりも楽しめる」と教えてもらいました。
大豆から味噌ができたことはもちろん、自分の味噌を料理に使って食べられたことに感動。
よく買う調味料もこのような過程でできているのかと、より興味を持って知ることができました。
キッチンうらら/へちまきゅうりでは、今回の豆板醤キットだけでなくスパイスカレーキット、スープキットなどをスポットで販売されているそうです。
作るときや、作った後、疑問に思ったことはInstagramのDMで問い合わせが可能なので心強い。気になった方はぜひ、キッチンうらら/へちまきゅうり、米麹たつのりさんのInstagramをフォローしてみてください。
普段の生活で発酵が身近にあることを知り、手を動かして発酵を体験し、味わうことは大きな経験となりました。
(by やっちょ)
※※豆板醤の販売はしていません。
※※今年の豆板醤キットの販売も終了しています。来年までお待ちください。
キッチンうらら Instagram
https://www.instagram.com/urara_megu
へちまきゅうり(米麹たつのり) Instagram
https://www.instagram.com/hechimakiyuur/