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自然と歴史の「光の旅路」に。亀の瀬でプロジェクションマッピング点灯式

亀の瀬でプロジェクションマッピング点灯式

日本遺産「龍田古道・亀の瀬」のなかでも注目されているのが、明治時代の鉄道トンネル。亀の瀬の地すべり対策工事中の2008年に見つかったもので、JR西日本の前身、旧大阪鉄道によって1892年に建造された煉瓦づくりのトンネル(亀瀬隧道)です。

柏原市ではこの遺構を観光促進につなげるようと、このたびプロジェクションマッピングを実施することとし、1月6日に点灯式セレモニーを開きました。

来賓を迎えるなか、大阪観光局理事長の溝畑宏氏、大阪観光スペシャルサポーターのNMB48 塩月希依音さんが、冨宅正浩柏原市長とともに点灯スイッチをON。プロジェクションマッピングが披露され、報道陣にも公開されました。

亀の瀬でプロジェクションマッピング点灯式

「光の旅路」と副題のついたプロジェクションマッピングは、プロジェクター48台を設置し、長さ40mのトンネル壁面全体に映像と音楽を流す演出。トンネル内でのこのような試みは国内でも珍しいと、柏原市にぎわい観光課では説明しています。

映像内容は、亀の瀬周辺の地理や歴史をもとに、煉瓦の壁面が回転するような動きも。伝承ある龍、地形の成り立ちや自然の風景、天皇の行幸、万葉集、蒸気機関車、地すべり工事の内容が、約15分間に盛り込まれています。

 

▼点灯式の模様の一部をYouTubeにアップしました(クリック・タップで開きます)
亀の瀬でプロジェクションマッピング点灯式

 

冨宅柏原市長は「自然豊かで歴史ある亀の瀬への散策コースや、外国人旅行者含めた観光促進として、世界に負けない仕上がりとなった。2025年大阪・関西万博も見据えた柏原市の魅力発信を行う」と述べました。

亀の瀬でプロジェクションマッピング点灯式
▲左からNMB48 塩月希依音さん、冨宅正浩 柏原市長、溝畑宏 大阪観光局理事長

 

このプロジェクションマッピングは1月8日(日)から一般公開され、土日祝の開催。1回あたり定員40人のため事前申し込みが必要です。

申し込みは柏原市にぎわい観光課サイトにあるフォーム、あるいはFAXで受け付けています。すでに初日は満席となっているのでご注意ください。

● 柏原市にぎわい観光課 サイト
予約受付開始!亀の瀬トンネル内プロジェクションマッピング「日本遺産『龍田古道・亀の瀬』光の旅路」
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2022102500033/