リビエールホールにできたお客さんの長い列。これは3月4日(土)に行なわれた「ボルトボルズと松下笑一のサイエンス&バルーンアートショー」の始まる前の様子です。
前半は、ボルトボルズさんによるサイエンスショーで、コンセプトは、身近なもので科学の実験をするというもの。さて、どんな実験なのでしょう。
「ペットボトルの色水が振るだけで違う色に変化!」
● まるでマジックのように、一瞬で違う色の色水が作れる実験。
3本目にはなんと、「虹色」に変化し、会場から驚きの声が上がっていました。のちほど種あかしもあり(詳細説明もありましたが、ここでは伏せておきます)「ぜひ家でもやってみてください」とボルトボルズさん。うがい薬とビタミンCが含まれたお菓子があればできる実験だそうです。
● バルーンとビニールテープで作った小さなポンポンでの実験
バルーンを布でこすって静電気を作り、ポンポンに当てると、見事、ポンポンがまるで海中生物のように宙に舞いました!
● ボルトボルズさんに電流を流した、体を張った実験。
実験用の機械で体に電気をためると、あら不思議!ボルトボルズさんの手からお弁当のアルミ箔のカップが次々空中へ舞いました。
次に舞台へあがったお客さんと、ETのように指と指をくっつければ‥、「バチっ」「いたっ」の音と声、予想通りの結果に。割りばしに触ると静電気が少しずつ治まるなど、見えない電気が目に見えるような実験を披露してくれました。
● 皮に含まれる「リモネン」という成分は、ゴムやプラスティック、発砲スチロールを溶かす力があるので、柑橘類を触った手で風船を触ると割れるそうです。薄めたリモネンを塗った風船が用意され、会場から選ばれた子供たちと一緒に「リモネンロシアンルーレット」で盛り上がりました。
後半は、松下笑一さんによるバルーンアートショー。
● はじめに一本のバルーンアートでは一番難しいというテディベアがものの数秒で作られ、前席に座っていた女の子へプレゼント。とにかく作るのが早くて、完成度が高い、という印象でした。
会場にも火がつき、バルーンアートが作られるたび、「欲しい!」と大人も子どもたちも大歓声。花や剣のオーソドックスなものから、ミッキーマウスや、プルート、ドナルド、オラフなどディズニーキャラクター、トーマス、アンパンマンまで、子供たちの人気のキャラクターが次々に作られました。
バルーンアートが作られる様子に釘付けで、どの子もバルーンをもらおうと一生懸命でした。
第三部として、ボルトボルズさんと松下笑一さんのコラボレーションによる2つの実験が行われました。
ちなみに二組は所属事務所が違うそうで、一緒のパフォーマンスは初めてだったそうです。その初コラボとなった実験は以下の通り。どちらも大成功でした!
1)ブロアーと呼ばれる風を起こす装置で、神龍のバルーンを空中に飛ばす
2)煙を入れた空気砲ならぬ煙砲の箱で、リングの煙を作り、会場に飛ばす
ラストとあって、みんなで楽しめるような大掛かりな実験となり、大盛況のままショーが終わりました。
会場の外へ出るとボルトボルズさんと松下笑一さんが、気軽に記念撮影に応じて下さりました。楽しくてタメになる催しの余韻に浸りながら会場をあとにしました。
(by みやび)