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チョーヤの本格梅酒づくり教室に参加 【旭ヶ丘のあすなろサロン】

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

2月に紹介した「地域のみなさんと楽しく健康づくり」をめざす 旭ヶ丘の「あすなろサロン」において、チョーヤの「本格梅酒づくり教室」が行われました。

 

チョーヤからは3名の社員の方々がお見えになり、開場前に梅酒づくりの材料やレジュメを机に並べる作業など、テキパキと準備を進めておられました。この季節にぴったりな講座に、集まった参加者は22名。ほのかな梅酒の香りが漂い、参加者の方々は、始まる前からワクワク、楽しみにされている様子でした。

 

主催の中澤さんのあいさつ、テーマソングを合唱し、早速教室が開講。

講師は企画広報推進部の坂本さん。「全国どこにでも駆けつけますが、今回お隣の柏原市で教室ができて光栄です。」とあいさつされました。もうお二方は、貿易部 稲葉さん、品質管理室 櫻本さんです。前半は梅・梅酒、企業の歴史、後半に本格梅酒づくりの体験のスケジュールで進みました。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

チョーヤといえば、「♪さ~らりとしたう~めしゅ」のコマーシャルが印象深いですが、最近では元AKBの大島優子さん、酔わないウメッシュには「とと姉ちゃん」でおなじみの高畑充希さんが出演されていますね。過去から現在までのコマーシャル映像を何本か見せていただき、いつの時代でも、時の人をCMに起用し、商品のイメージアップにつながっていると感じました。

 

看板商品は、さらりとした梅酒、ウメッシュなど。「みなさん、普段は梅酒を飲まれますか?」「梅酒を家庭で作られる方いらっしゃいますか?」など、坂本さんの問いかけに答えながら、テンポよく講座が進みました。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

クイズでは、梅に詳しい参加者の方が「南高梅」の名前の由来をすらすらと答えられ、坂本さんは「梅博士」の存在に少し驚きながら、正解者のプレゼントを急きょ用意していらっしゃいました。ちなみに「南高梅」の名前の由来は、下記のとおり。

明治時代に梅農家の高田さんが発見した梅を「高田梅」と名付けました。昭和に入り、現在の和歌山県みなべ町内の最も優れた梅を調査研究する委員会が立ち上がり、研究の結果、最優良品種に選ばれたのが「高田梅」でした。南部高校園芸科がその調査研究に尽力したため、南部高校+高田=南高梅と名付けられました。

 

その他、花梅に属さないものはどれ?梅酒が誕生した時代はいつ?などの3択問題などもあり、参加者のみなさんは、頭をひねりながら楽しく解答されていました。私が印象に残ったクイズは下記2問。みなさん、解いてみてください。

 

写真1
問題:これは何でしょうか。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

答え:烏梅(青梅の燻製。)
そもそも梅は弥生時代に中国から伝わり、当初は、青梅を燻製にして漢方薬として利用していたそうです。
 

写真2
問題:お酒の国際品評会ISCにおいて、金賞受賞した商品はどれでしょうか。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

答え:3番。

1番は加熱をしていない&素材そのものの味が楽しめる「Frutti生うめ酒」。

2、3番はどちらも本格梅酒「The CHOYA」。2番は1年以上~2年未満の原酒をブレンドしたもの、3番は3年以上~5年未満の原酒をブレンドしたもので、熟成年数が違うそうです。熟成年数が経つほど色が濃いですね。それにしてもどれも美味しかったです。

 

クイズ以外に企業の歴史、海外への販路の話なども興味深かったです。

ホームリカーブームだった1960年代、梅酒は家庭で作られるのが一般的で、販売が難しい時代だったこと、会社名の「チョーヤ」を漢字で書くと「蝶矢」だそうで、蝶矢の名前の由来は、本社のある羽曳野市にちなんだエピソードがあり、発見でした。また海外では、梅酒より「チョーヤ」の名が通っている国もあるそうです。

 

 

いよいよ梅酒づくりの体験。レジュメの「チョーヤオリジナルレシピ」に沿って進められました。

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

(750ml瓶使用の場合)
青梅 252g  氷砂糖 210g  チョーヤブランデーVO 370 ml

(1)梅をやさしく水洗いし、ていねいに水分をとる。へたをとる。

(2)熱湯消毒&乾燥した広口瓶に、梅と氷砂糖を入れ、ブランデーを注ぐ
※ブランデーを使うと、風味・香りに高級感が出るそうです。

(3)しっかり蓋をして、冷暗所で保存。ときどき静かにまわし液を均一に。
※6カ月~風味よく飲めるそうです。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

最後に質問&アンケートタイムで本格梅酒づくり教室は、締めくくられました。

体験で作った梅酒の他に、あらかじめ用意してくださった豪華なお土産をいただき、参加者のみなさんも大満足のようでした。

そのあと、円卓のように席を移動させ、ミニ交流会が開かれました。区長さんからお礼のあいさつの後、珈琲とお菓子をいただきながらブレークタイムを楽しみました。気軽に質問ができる雰囲気になったので、参加者のみなさんは聞きそびれたことをどんどん質問しておられました。

 

チョーヤの「本格梅酒づくり教室」

 

チョーヤのウェブサイトにも書いてありますが、申年の梅は縁起が良いと言われています。チョーヤの方々や、主催の中澤さん、スタッフの西澤さんのおかげで、本格梅酒づくりが体験でき、これからまだまだ楽しく過ごせるような気がします。

ちなみに、もともと梅酒が好きな中澤さん、新聞で見た出張梅酒教室の記事を見て、すぐに申し込みを決意されたそうです、中澤さんの行動力に毎回驚かされます。次回以降のあすなろサロンも楽しみですね。(※今回の出張講座はチョーヤの限定企画であり、すでに応募は締め切られています

 

あすなろサロン
場所:旭ヶ丘3丁目一区会館(柏原市旭ヶ丘3丁目8)

参加者:65歳~の方々でしたらどなたでも
参加費:100円(今回のチョーヤの梅酒教室のような場合は別途料金)

※2016年6月当時の情報です。