飾るひとも愛でるひとも気軽に楽しむ「かしわら手ぬぐいWEEK」が、3月28日をもって終了しました。終了と言っても3/20〜28がメインウイークであり、主催者側は「いつでもゆるく楽しんでください」としています。
今回は国分地区の参加も多く、事前に「手ぬぐい飾るよ」と告知したポイントは柏原市内で100カ所以上(!)。
イイネットリポーター陣はこの期間の取材はひとりだけ、という手薄なスケジュールだったこともあり、とても回りきれない数でした。回れなかった拠点の方々、失礼しました。詳しくはFacebookのアルバムをご覧ください。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.5286231694781453
手ぬぐい文化の認知度を高める、継承するという観点もありました。作り手から神奴染工場(写真)、岡田染工場、市岡染工場、水本染工場、販売の手ぬぐいChillも参加。
さらに、古町の奈良街道沿いにある旧坂口タバコ店では「KUWATEX72 二十四節気 七十二候の手ぬぐい展」という展示会が行われていました。これは、京都芸術大学染織テキスタイルコース二回生の皆さんがデザインし、元々は柏原で工場を構えていた斑鳩町の澤染工場が染色を行ったそうです。
旧店舗兼住宅を利用し、学生の皆さんによるカラフルな手ぬぐいがズラリと並んでいて、どこから見ようか迷うくらいでした。
手ぬぐいWEEKの楽しみ方は人それぞれ。手ぬぐいをきっかけに、今まで気づかなった町のこと、お話できずにいたお店の人を知ることができるのが、この企画のよきところ。自由にゆるく町をめぐる楽しさを、あらためて実感したひとときでした。(おおむら)