柏原ぶどうの出荷がスタート。5月24日、JA大阪中河内の国分出荷組合には、朝から各ぶどう農家によって持ち込まれたぶどう箱が整然と並んでいました。
出荷されるのは、国分地区のハウス栽培で収穫された地元名産、デラウェア。大阪は全国第9位のぶどう出荷量(5,140t)で、中でもデラウェアは全国第3位の出荷量を誇っています。
国分出荷組合の組合長の谷口文一さんは「春の暖かさで今年はぶどうの生育も早く、初回出荷量は昨年(1.8t)を超える2t以上となりました。例年どおり糖度も高いですよ」と笑顔。
▲組合長の谷口さんも笑顔
大型トラックに積み込まれたぶどう箱の光景は壮観でした(トップの写真)。国分地区のぶどうは名古屋方面からの需要が多く、この日も愛知・三重・岐阜などへ出荷されるそうです。
出荷・直売・ぶどう狩り・加工など、ぶどうの仕事もいろいろあるなかで、かしわらイイネットでは出荷の取材は初めて。
次々と運び込まれるぶどうを集約し、大型トラックへと積み込む光景は、直売とはまた違う姿でした。
今年は早々に梅雨入りしてしまいましたが、ぶどう農家さんにとっては空の動きを見ながら畑に向かう、最も忙しくなる季節の始まりです。
▲国分出荷組合の役員をつとめるぶどう農家の皆さんとともに
※撮影時のみマスクを外していただきました
(おおむら)