目の不自由な人のために、文章を音声で伝える朗読ボランティアグループ「やまとがわ」。その収録風景を見学させていただきました。
柏原市社会福祉協議会の入るオアシスの一室。そこに訪れた際は「やまとがわ」の皆さんが読み上げの練習をされていました。
持ち寄ったお気に入りの新聞記事を集め、日常に大切な知恵や工夫、あたたかくなる話などが選ばれます。
録音前には発音やイントネーションの練習。
収録はテープに。目の不自由な方にはカセットテープを使う方も多いそうです。
音声を収録する専用室があり、ここで集中してマイクに向かいます。一番緊張する場面(写真トップを再掲)。
収録をすませると郵便局との連携で、希望する障害のある方に配布。返却も郵便局の協力で行われます。そんなやりとりのなか、嬉しいこともあります。
返却されたカセットテープを再生すると、「ありがとう」のお礼の一言が。わざわざ録音していただいたと思うと、励みになったできごとでした。
なお、柏原市立図書館には小説などの本を朗読し、収録したCDも所蔵されています。