クリスマスを直前に迎えた12月23日、国分西にあるお弁当・お惣菜のtant-tant2階で「tant-tant×大阪教育大」を訪れました。
これは大阪教育大学美術教育コースの有志によって行われた作品展。tant-tant2階(普段は使用されていない空きフロア)で、オーナーの許可を得て、学生の皆さんによるアート作品が展示されたものです。
▲大阪教育大学教育学部 中等・小中美術教育コース3回生の有志が中心に企画
ダンボールアートや紙、粘土による造型などがフロアいっぱいに並べられていました。クリスマスを意識し、窓は教会のモザイクのようになっていたり、テラスではイルミネーションの装飾も。
以下、その雰囲気を写真で。
この日、たまたま常駐していた学生が、先日のAnyアート展で気になっていた作品の作者だとわかってびっくり。シルクスクリーンの技法や細かなペンで描いた絵の内容、絵巻物のような蛇腹型の絵本を作ってみたかった、コロナ禍で友人で会えなかった気持ちを込めたなど、その時の心情をお聴きすることができました。
3回生だから就職活動の時期にさしかかります。将来をどうしようか考えていらっしゃる様子でした。
作品のタイトルは「探しもの」。筆者も探し物に出会えた感がありましたが、それ以上に作者は現在と未来を懸命に探しているのです。
をかしわらマルシェ実行委員会と一緒に企画された黒板アート(コクバンズ)も、こちらで展示していた学生が多く参加。お店の外にその一つがありました。
今年は学園祭もなく、表現の場を失った学生の作品が、柏原のまちなかで披露されているのを垣間見たひとときでした。