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廃材から夢ある船を!子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」

子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」

廃材から自分の願いをのせる船を作ろうと、子どもたちの自由な発想でつくるワークショップが1月29日、柏原市立市民プラザで行われました。主催はMAP (Miral Art Platform) 。

船のモチーフは、柏原から大阪の中心地まで河内木綿などを運んだ 「柏原舟」。地域の産業や流通を支えた舟をヒントに、現在の子どもたちには、新しい着想で夢ある「シンかしわら船」をつくってほしい、と企画されました。

 

子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」


講師は造形表現者のU-KOさんと、現代美術家の松田真魚さん。午前・午後の部を合わせると30組以上の参加があったそうです。(写真は午後の部)

子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」

各事業所や個人から集まった廃材を利用し、スタッフの大人も一緒につくって共有しましょう、と講師のU-KOさんから指導もありました。

子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」
子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」

子どもたちは思い思いに船をつくり、それぞれ記念撮影も。

途中、保護者には主催のMAPから「大和」と「川」がキーワードとなる「川Narra柏原」構想の説明も行われ、今回の企画への理解を求めていました。

子どもたちが自由に作る「シン・かしわら船」

「川Narra柏原」とは、「川」を通して自らの価値を再評価する と同時に、新たな文化 (アート・デザイン)との出会いにより柏原の価値を創造。地域のアイデンティティを取り戻し、未来へと語り継ぐ意味である、としています。